まず初めに
この記事では、公務員からSEに転職した際の経験をもとに、『転職活動の仕方』を中心に記載します。
転職に至った『経緯』や『留意点』なんかは以下にまとめてみたので、もしよろしければこちらもご参照ください。
【転職】公務員からSE(システムエンジニア)に転職した話①~概要編~
転職活動の前にチェック
もし今在職中で、転職を考えている場合は、現職を辞めてから転職活動せずに、『在職中のまま転職活動』してください。
理由は大きく2つあります。
- 辞めた後に「あれ?辞めなきゃよかった?」の沼
- お金がどんどん無くなる沼
1点目、辞めた後に後悔するパターンです。
これは、「辞めたらァ!」と、勢いに任せて辞めてしまった時なんかが該当すると思います。
たくさん転職市場を見て、色んな方の話を聞くと、今の職場が結構恵まれている(公務員だと尚更)ことに気が付いたりするものです。
無鉄砲に辞める前に、まずは市場を見て、一呼吸置く時間を作ってください。
2点目、退職してからの活動だとお金がドンドン無くなります。
心に余裕がない状態で活動を続けると、妥協の末の選択に繋がりかねません。余裕を持った転職活動を継続するために、収入がある状態での活動を強く勧めます。
これは選択肢の一つですが、現職を続けつつ、まずは副業としてやりたい仕事にトライしてみる!も手だと思います。(民間の場合)
公務員の場合は、いわずもがな国家公務員法で副業禁止なので諦めましょう。
いつか条件付きでも副業解禁にならないもんですかね?
ここまで事前のチェック。ここからもう少し具体的に活動方法を書きます。
転職フェア
よくネットや公共交通機関に広告が貼られている、いわゆる『転職フェア』について書きます。
これは『リクナビ』とか『Doda』などの人材紹介会社が開催する『人材が欲しい企業』と『転職したい求職者』
の一期一会のお見合いの場です。
こう言うの↓
正直、私はこういうイベントは行かなくても、「ネットで求人に応募してリモートでやり取りしてで十分じゃないか?」と思っていましたが、絶対行った方がいいです。その理由を書かせていただきます。
まずこれにつきます。
未経験から応募してきた人は、書類審査では「どうせYoutubeの広告見て夢見て応募してきた奴だろ」ぐらいの扱いです。
IT経験者がたくさん応募してくる中、未経験者なんて路傍の石なんです。
『未経験者でも』『無料で』『対面で』『人事の方に』『色々聞いて』『積極的に応募意志を伝えられる』もう素晴らしい場なんです。
この機会に気になることはドンドン質問して、自分のイメージと実態のギャップを埋めましょう。
(ただ、あんまりお金絡みのことは聞かない方がいいかも)
また、昨今のIT業界は人手が本当に足りないので、『未経験でも今後成長する可能性を秘めた人材』は、企業側もキープしておきたいはずです。
対面で(今はリモートが主かな?)積極的にアピールすることで、転職フェアで面接を取り付けて、そのまま採用に至ることも可能です。
なお、自分が行きたい企業がすでに固まっている方も、転職フェアに行ってみる事を薦めます。
そこで他の企業の話を聞くことで、「ああ、やっぱり自分が行きたいところが一番だ」
なのか、
「いや、意外とあの企業・・いいな・・」
なのか、いずれにしても、今後貴重な自分の時間をささげる会社です。
知れる情報は全部知っておいて、ちゃんと腹落ちさせましょう。
転職エージェント
転職エージェントについて少し書きます。
転職エージェントとは、求人を出す企業との間に人材紹介会社(エージェント)が入って、企業への紹介や調整を行ってくれるサービスです。
ネットやテレビでも広告が出ているので、ちらほら見かけたことがあると思いますが、
非常ーーーーーにたくさんのエージェントがあります。
ちなみに、エージェントと転職サイトの違いは企業との間にエージェント(仲介者)を挟むかどうかです。
- 企業との面接の日程調整がスムーズに
- 面接トレーニングや、職務経歴書のチェックもしてくれる。
- 年収や、退職者が多いか等、聞きづらい情報も教えてくれる。
- 転職サイトに比べて、求人数が多い
ざっとこんなにメリットがあります。
もうメリットありまくりなので、使わない手はありません。
細かいことはこのあたりのサイトにまとまっていたので、
見てみるといいです。(お兄さんいい笑顔っすね。)
いまやたくさんのエージェントがあるので、「どのエージェントを使えばいいの?」と、迷う方もいるかと思いますが、リクルートエージェントを使っておけば間違いないかと思います。
「一つだけだと不安だな・・・」と思う方は、無料なので、他にも色々見てみるといいです。
その他見ておくべきサイト
在職者・退職者の生の意見を見れるサイトとして、『OpenWork』を上回るサイトはないと思います。
余談ですが、元々は『Vorkers』って名前でした。
閲覧するためには、会員登録した後、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
今在籍している企業のレポートを書けば見れるようになるので、サクッと書いてしまいましょう。
『年収(上がり方も含めて)』『退職理由』『ワークライフバランス』『企業文化』などなど、
転職者が知りたいであろう情報のすべてが詰まっています。もう最高。創設者に感謝。
大企業でいい感じそうだな!と思っていても、「古い体質で成長が見込めない」なんて声がいっぱいあったりするので、受けようと思っている企業はまずこちらでチェックしましょう。
(中小だと、評価が載っていないこともあるので注意)
いったんここまで